「東京でも自然豊かなところで暮らしたい!」
そう思っている方は多いでしょう。
世田谷区等々力(とどろき)は、その望みをすべて満たしてくれる稀有な地域です。
東急大井町線で二子玉川駅にも二駅。
近くには多摩川、そして渓谷まである環境の良さ。
そんな利便性と自然が調和するように、閑静な住宅街とお屋敷が広がっています。
成城と並び称される世田谷の高級住宅街「等々力」とは、いったいどんな街なのでしょう?
東京都指定名勝「等々力渓谷」
多摩川の支流谷沢川から流れる、等々力渓谷。
「ホントに東京なのか?」という驚いてしまうほど、自然でいっぱい!
一瞬、『となりのトトロ』の世界に入ってしまったかと錯覚するほどです。
渓谷の長さは約1kmもあり、散歩コースとしてもこの上なく恵まれています。
もちろん無料!
等々力の地名は、この渓谷にある小さな滝から水が「轟く(とどろく)」から取られたとされます。
この渓谷こそが等々力の原点なんですね。
国道のうしろには、整った住宅街が広がる
渓谷から出ると、国道312号線に出ます。
路地に入って行くと、閑静な住宅街が。
等々力は1丁目から8丁目まであるかなり大きな町です。
その中でも、尾山台と接する等々力1丁目がお屋敷街として知られています。
小じんまりとしたお家から、高い塀のある豪邸までバランスよく建っていました。
ほとんどのお宅には広い庭と車庫がありますね。
また道路がまっすぐに伸びてキレイで、幅が広いのが心地良いです!
それと歩いていると、「空が近いなあ」と感じることがありました。
それもそのはず、坂道の上に住宅街が形成されているからです。
等々力の標高は約27メートル。
谷の上に住宅街が広がっているのですから、当然、坂道の町となります。
一直線の道が多いので、思わず全力疾走をしたくなりました。
スケボーですべったら、さぞ気持ちが良いでしょう(たぶん禁止されているんでしょうが)。
良い感じにくねっていますね。
2階以上から見たら、渓谷や多摩川の景色が広がって、さぞ見晴らしが良いでしょう。
中低層の高級マンションも多くあります。
周りの景観に合わせるようシックな造りが良いですね。
等々力の地価とマンション価格
公示地価(2019年)によると、世田谷区等々力6-13-12の地点で、
・89万円/㎡
・295万円/坪
となっています。
100坪で3億ほどですね。
成城が1坪286万円台ですから、世田谷区では1,2を争う地価となっています。
マンションを見てみましょう。
2007年完成の高級低層マンション(総戸数16戸)であるザ・グランツ等々力の場合。
3LDK(100㎡~)で1億~1億5,000万円ほど。
まさしく億ション!
2002年完成のパークハウス等々力プレイス1丁目は、3LDK/80㎡で6,555万円。
新築時は6,480万円だったので、変動はほぼはありませんね。
賃貸だと、1LDK/30㎡で7万円台からとなっています。
参考
等々力のメリット&デメリット&評価
メリット
・渓谷が徒歩圏で環境抜群
・利便性も良い
・落ち着いた街並み
・坂道にあるので、展望が良く開放的
デメリット
・長い坂道が多いので、老後になると大変か
・成城と土地単価が同じとなるとやや割高な印象
評価
・高級感 A
・ステータス A
・土地単価 AAA
・利便性 AA
・環境 AAA
総合評価 AA
※最高点をSSSとします。
※本サイトによる独断評価です。
※2019年現在の情報です。