カジュアルな革靴派の人にとって愛すべき存在といえば、ドクターマーチン(Dr.Martens)です。
誕生から半世紀以上経った今でも、世界中で愛されているマーチン。
街を歩けば、黄色いスティッチとエアクッションのソールに目をひかれること、よくありますよね。
本記事では、そんなドクターマーチンの魅力とコーデをご紹介します!
実はドイツ発祥!マーチン博士が開発した健康革靴
ざっと、ドクターマーチンの歴史をおさらいします。
ドクターマーチンは、第2次大戦時ドイツ軍の医師であったマーチン博士が、登山でケガをしたことからはじまります。
「軍から支給されていたブーツの履き心地が悪い」ことに気づいた博士は、なんと自分自身でブーツを生み出します。
それを友人と商品化して、今にいたるまでの商品ルートができあがりました。
イギリスのイメージが強いドクターマーチンですが、実はドイツ発祥なんです。
1960年代になると、そのイギリスで人気が爆発します。
警察官や郵便屋さんといった、足を駆使する人のポストマンシューズとして大いに愛用されたのです。
そして70年代、パンクロッカーたちがこぞって履いたことにより、一気にポップカルチャーのファッションアイテムとなりました。
ドクターマーチンの代表モデル「1460」と「1461」
代表モデルである「1460」と「1461」を見ていきましょう。
まずは「1460」。
紐穴が8つあるから、通称「8ホール」と呼ばれます。
このブーツは1番はじめに製造されたブーツです。
ブーツといえどもムレにくく、夏以外の春・秋・冬と3シーズン履き込むことができるます。
カラーはホワイト、ブラック、チェリーレッド、ネイビー、グリーンの5色が用意されています。
他にも、期間限定カラーが多く出ていますね。
さすが、最初のモデルだけあって、数がそろっています。
次に「1461」。
ここまでカジュアル・ポップ、なのに品のある革靴、他に知りませんよ!
カラーは、ブラックか、チェリーレッドに近いオックスブラッドの2色あります。
ですがスティッチが黒だったり、もしくは無かったりするのもあり、ビジネスやドレスの場面でも使えるアイテムです。
そしてなにより、近年は「1460」の8ホールより、この「1461」の方が人気なんです!
8ホールと違って、いちいち紐をむすぶことも少ないし、ぱっと履きやすいのがその理由です。
また、8ホールよりもコーデがしやすいというのもありますね。
ちなみに、「1460」や「1461」といったモデル番号ですが、これはその発売日に由来します。
1960年4月1日発売だから「1460」。
おなじく1961年4月1日発売だから「1461」なわけです。
ドクターマーチン・レディースコーデ
それではドクターマーチンを履いた、オシャレなコーデを見ていきましょう。
出典・https://wear.jp/baby3baby/12674944/
カラッとした、春夏に似合うファッションですね。
黒のキャップ、カバン、そして3ホールのマーチンがとっても合っています!
モデルの女性は154cmとのことですが、マーチンのソールは厚いので、3センチぐらいは高く見えます。
次はポップなコーデの女性。
出典・https://wear.jp/whiteq10/12856216/
マーチンは8ホールか10ホールのチェリーレッドで、良いアクセントになっています。
こんな感じに、スリーブやスカートだと生足が出るわけですが、その分、マーチンが目立って良い感じになります。
学生の女性には、ぜひ参考にして欲しいコーデです。
ドクターマーチン・メンズコーデ
次に男性を見てみます。
出典・https://wear.jp/kousuke5414/12855077/
3ホールとトラッド系のズボンがシックで良いですね。
この方は、黄色いスティッチではなく、黒あるいはスティッチなしの1461を履いています。
お次はチェリーレッドのマーチンを履いた方。
出典・https://wear.jp/taiga0903/12760517/
全体的にブラックが多いのですが、やはりチェリーレッドはアクセントになり、目をひきます。
上着にストライプシャツ、下はワイドパンツとのことですが、さっぱりとした自然な印象を与えてくれますね。
まとめ・マーチンは使えば使うほど、愛着が出てくる
以上、ドクターマーチン(「1460」「1461」)とそのコーデの紹介でした。
マーチンをひと言で表すと、「すごいワクワクする!」です。
履くのももちろん、眺めていても、つい笑みがこぼれてしまうシューズなんですね。
ぜひ、みなさんもゲットして、自分にしか出せない個性を発揮してください!
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