受験生にオススメの少年・少女マンガ

マンガを読むとバカになる」と言われたのは遥か昔の話で、今そんなことを口にする人はいません。

学習マンガ、などは学校の図書館でも置いていたり、ご家庭で揃えている所もあるでしょう。

特に歴史マンガは、中学受験だけでなく、高校・大学受験時にも使えます。
最近では角川から新しいのが出ましたね。

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 2016特典つき全15巻セット

KADOKAWA/角川書店 (2015-11-12)
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ただ、こういった学習マンガとは別に、受験生にオススメしたいマンガがいくつかあります。

私の子供も勉強の休憩時には、マンガをよく読んでいます。
その感想を参考にしながら、いくつか紹介したいと思います。

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『ブラック・ジャック』 手塚治虫



ブラック・ジャック (1) (少年チャンピオン・コミックス)
手塚 治虫
秋田書店
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言わずもがな、もはや古典となっており、図書館に置かれていたりもします。
手塚作品はどれも物語性・教養性が高いのですが、お説教臭くなく、しっかり「マンガ」として楽しめます。
さすが神様。

『ブラック・ジャック』は医療マンガの走りで、この作品を通して本当の医者を志した人は数多くいます
有名な話ですが、手塚治虫は漫画家であると同時に、大阪帝国大学卒の医学博士でした。
進路を決めるとき、漫画家になるか、医者になるか迷ったほどです。

職業医師としての経験はなかったようですが、この肩書は、後々活かされます。

たとえば、かつて悪書追放運動というのをPTAなどが行ったことがありました。
これは冒頭に書いたように「マンガを読むとバカになる」どころか「犯罪の助長になる」という、今から考えたら馬鹿げたことを当時の教育ママたちの間で広まったのです。

そんな時こんな逸話があったそうです。
PTAと手塚の討議会が催されたのですが、そこで「漫画家であると同時に、医師免許をお持ちで医学博士でもある手塚治虫さんです」という紹介が流れた時、PTA側が閉口してしまった、というものです。

さて、医学を学んだことが最大限に発揮されたのは、やはりこの『ブラック・ジャック』においてです。
感嘆とするのは、医療についてだけではなく、歴史・社会・国際問題・科学技術・文明といった、幅広いことが話の中に盛り込まれている点です。
これは『ブラック・ジャック』に限らず、手塚作品に共通したことなのですが。
将来、医者になりたい」、と宣言しているお子さんがいるご家庭では、とにかく必読の書です。

『HUNTER×HUNTER』 冨樫義博



HUNTER X HUNTER 1 (ジャンプ・コミックス)
冨樫 義博
集英社
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休載の多いマンガ、と世間でも有名になっていますが、非常に面白くてタメになる作品です。
個人的にですが、少年マンガの全てが詰め込まれているマンガとさえ言っても良いです。

まず、「努力・友情・勝利」というジャンプ三原則がしっかり描かれている点。
主人公の少年ゴンは、父親を探すためハンター試験を受ける旅に出るわけですが、そこで仲間と出会い、成長していきます。
敵に敗れることも多々あり、そのためにさらなる修行を積み、勝利する、というのは、受験勉強でも同じです。

ただ従来の少年マンガとは違うのは、「知能的」な要素が強い点です。
戦闘シーンはもちろんあるのですが、『ドラゴンボール』のようにメインではなく、それよりも登場人物の思考と行動を優先した話作りとなっています。
戦闘力をスカウター以上に複雑に数値化して、それに勝つためにはどうするかと戦略を練り修行する、というのは非常にリアリティがあります。
私の息子は、一読しただけでは理解できなかったようで、その時は「このマンガ、頭を使う」と言ってました。
それでも楽しく読めてしまうのは、キャラがそれぞれ魅力的で、お話が面白いからです。

ただやはり残念なのは、休載がとにかく多い、ということでしょう。
アンケート至上主義なジャンプでも打ち切られず、こんなに休載が可能なのは、それは冨樫義博という漫画家が天才だからです。
天才とは何か、不思議なことですがこの作者を通して考えるキッカケになると思います。

『DEATH NOTE』 大場つぐみ・小畑健



DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)
大場 つぐみ 小畑 健
集英社
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この十年で爆発的に大ヒットしたマンガのひとつです。
推薦する理由は、ずばり「正義とはなにか?とはなにか?人が人を罰することとはなにか?」を考えるキッカケとなるからです。
こう書くと重く感じてしまいますが、ハラハラドキドキなエンターテイメントの限りを尽くした作品作りとなっています。
それができたのもやはり、少年マンガだからこそだと思います。

一方で、「アンチヒーロー(悪役)を主人公にしているので少年誌に相応しくない」、と連載時から言われてました。
ですが、天才VS天才、という推理モノとしてのバトル要素があります。
そんな点から、少年マンガ史上、最も知的なマンガ、とさえ言っても良いでしょう。

本作のテーマや主人公夜神月の性格は、ドストエフスキーの『罪と罰』に繋がり、そういった難しい文学作品をこれから読んでいくための、土壌を培ってくれる作品になるはずです。

『ちはやふる』 末次由紀



ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)
末次 由紀
講談社
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「受験生が息抜きに読むマンガは、少女マンガが良い」、とよく言われます。
少女マンガの方が、登場人物の心理描写などがしっかり描かれており、試験問題に応用できるからだそうです。

そんな中で、最近の少女マンガで良いと思うのは、『ちはやふる』という作品。
競技かるたを題材としたマンガで、それに熱中する主人公と周囲キャラとの人間関係を絶妙に描いています。
本作のおかけで、競技かるた人口が日本だけでなく、世界的に増加したといわれます。

登場人物たちのドラマを通しながら、百人一首の知識が勝手に身に付いてきて、その歴史に興味を持ったり、実際にかるたをやってみたくなるかと思います。

息抜きとしてのマンガ


以上、4作品を挙げてみました。
もっとオススメしたい作品はあるのですが、とりあえずこのあたりかなと。
上記に挙げたのは、中学高校と進んでも、大人になっても楽しみながら、そして考えながら読める作品です。

これから年始年末を迎えるわけですが、受験生はそんなの関係なく勉強に追われます。
ですが、適度な息抜きをしないと、逆に効率が悪くなります。
そんな時、マンガを読むことは、良い気分転換となり、健康的な栄養剤となるかと思います。

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tag : 中学受験 受験生 マンガ

2015-12-02 20:48 : 中学受験の疑問 : コメント : 0 :
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