志望校、どう決める?

11月も終わりに近づき、志望校を固める時期になってしまいました。
願書を書き、小学校から内申書・調査書等を貰いに行っているご家庭も多いでしょう。

年が明けてから、と考えてらっしゃる所もあるでしょうが、まだ時間のある今のうちに、事務的なものは片付けておいた方が良いですよ。

うちの場合、都内公立中高一貫校2校のうちのどれかと、適性検査型の試験を実施している私立校1,2校、それと息子が受験したいと言っている私立校2校を受ける予定です。

なかには、志望校を決めるのに苦労されるご家庭も多いと聞きます。

そこで、都内公立中高一貫校を中心に、志望校決定について考えてみたいと思います。

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各学区にある11の公立中高一貫校


東京都の公立中高一貫校は、各学区に1校という方針のもと、設立されました。
この学区とは正確には旧学区のことを指し、大きく10学区に分かれています。
それを埋めて行くかのように、公立中高一貫校がこの10年の間で生まれたのです。

以前、こちらの記事でも触れましたが、あらためて見てみましょう。
  • 第1学区 九段中等教育学校
  • 第2学区 桜修館中等教育学校
  • 第3学区 大泉高校・富士高校
  • 第4学区 小石川中等教育学校
  • 第5学区 白鴎高校
  • 第6学区 両国高校
  • 第7学区 南多摩中等教育学校
  • 第8学区 立川国際中等教育学校
  • 第9学区 武蔵高校
  • 第10学区 三鷹中等教育学校




この公立中高一貫校を示したマップから見ると、小石川・九段・白鴎・両国は、都心のド真ん中だけあって、かなり近い距離にあります。
上野あたりに住んでいたら、「まわりに公立中高一貫校がありすぎて選ぶのが大変」、という羨ましいことも言えそうです(ついでに、開成中学も近くの西日暮里にあります)。

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近場を選びたい、が…


上記のように、公立中高一貫校は、あくまで各学区に住む子供のための学校、という位置づけです。
ですが、この11の学校全てが、東京都全域から受検可能なのです。

たとえば、墨田区に住んでいるけど、南多摩中等教育学校に行きたいとなれば受検できるし、その逆に両国に行きたいので八王子から受検する、ということも可能なのです。
もっとも、私立校の場合、遠くの県から2時間ほどかけて通学する生徒もいるそうなので、まだ楽かもしれません。

とはいいつつも、近場に通わせたいというのが親の本音だったりします。
しかし、校風から適性検査の内容まで、学校によってまるっきり違う、という現実があります。
加えて、難易度や倍率も、全く異なります。

私立向け模試の偏差値はあてにならない


公立中高一貫校は表向き偏差値など存在しない、ということになっています。

ですが、四谷大塚の合不合模試などでは、しっかり偏差値が出ています。
ただこういった模試は私立向けなので、志望する公立中高一貫校の偏差値と自分の実力がそり合わず、あまり参考になりません。(私立併願者の目安、としては使えると思います)

現在、都内公立中高一貫校で最も偏差値が高いのは小石川中等教育学校64となっています。
それに武蔵、両国、桜修館が続きます。
ただ、大体の学校は55あたりに固まっているのが多く、学校側もそれに合わせた形をとっている、というのをある学校説明会で耳にしました。
偏差値というのは50を真ん中とするので、55というのは、真ん中より少し上の学力、を求められていることになりますね。

いずれにせよ、偏差値を自分の学力と志望校を照らし合わせるには、公立中高一貫校向けの模試をしっかり受けた方が最善です。

また、偏差値よりも注目したいのは、倍率かと思います。
倍率は偏差値みたいに曖昧ではなく、確実性が高いからです。
年度によって上下しますが、その学校の人気度を捉えることができます。

年々落ち着いてきているとはいえ、公立中高一貫校は高倍率の嵐です。
たとえば、区立九段の区民外枠は男女80名に対し、800名を超える応募者があり、その倍率は10倍となっています(2015年度)。
最も難易度が高いとされる、小石川は5倍ほどで、他の学校に比べて低い方です。

適性検査の中身の違い


それでも小石川が他より難易度が高いと言われるのは、その適性検査の質にあるかと思います。

わたしも各学校の過去問を解いたりしてみましたが、小石川は他よりややアカデミックというか、最もペーパーテスト色が強いと感じました。
一方で、独自的で最も癖があるのは、桜修館中等教育学校だと感じます。
適性検査Ⅰの作文は、個性が最重要されるような作りで、どうやって採点しているのだろう、と気になってしまいます。

適性検査などについて詳しくは以下の記事もご覧ください。

こんなに違う!都内公立中高一貫校の選抜配点比較

公立中高一貫校国語文章問題の出典と傾向─2015年度版

過去問集の使い方【公立中高一貫校編】

最終的な決定は、子供の希望を尊重する


これから出願までにかけて、塾の講師にあれこれ言われたりするのでしょうが、わたしとしては子供が受けたい所を受けさせるつもりです。

冒頭に書いたように、2校で迷っていますが、前回受けた模試の結果と比べながら、決めることになります。

やはり一生に一度しかないものですので、結果はどうであれ、後悔のないよう本人の意志を最大限尊重して、バックアップしたいと思います。
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tag : 公立中高一貫校 中学受験 志望校 小石川中等教育学校

2015-11-29 19:45 : 東京都の公立中高一貫校 : コメント : 0 :
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