中学受験・高校受験・大学受験、どれが1番大変?

受験本番まで、3ヶ月を切ってしまいました。

公立中高一貫校のなかでは、すでに出願を締め切った所も出ています。
たとえば来年開校する、沖縄県の開邦中学校と、球陽中学校は定員40名に対して、400名ほどの志願者が出ており、倍率は10倍前後になる模様です。
同じく来年開校の千葉県立東葛飾中学校の1次検査受検候補者は1000名を越え、県立千葉中の800名を上回っており、注目の高さがうかがえます。

この1年間、公立中高一貫校を中心とした中学受験というものを子供と付き合ってみて、受験とは何かを考える癖がついてしまいました。
合格の有無に関係なく、中学受験をする子供達の多くは、難関大学を目指す傾向にあります。
なかには、残念な結果になったもしくは希望の中学に入れなかった、ということから難関高校を受ける生徒も少なくありません。

そこで、中学・高校・大学受験でどれがもっとも大変なのか、考えてみました。

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中学受験は一生に一度だけ


この3つの中で、もっとも大変なのは、やはり中学受験だと思います。

まず、年齢面において負担が大き過ぎる、というのがあります。
心身ともに成長過程まっただ中な、遊び盛りの12歳です。
週何回も通塾し、学校では習わない範囲の問題と格闘するのは、かなり酷なことでしょう。
なかには楽しんで受験勉強に勤しむ子供もいますが、親の言いつけで無理やりやらされている子が大半ではないでしょうか。

次に、上にも書いたように、中学受験の入試問題には、学校で教えられる範囲とあまりにかけ離れています
難関校にかぎらず、様々な学校の過去問を見ればわかりますが、極端にヒネられた問題が出ます。
なみの大人ではまず解けません。
なので、それを修得するために、受験勉強を早めなくてはなりません。
中学受験は小4スタートと言われるのはこのためです。

また、多くの公立小学校は、中学受験に対して特別な考慮をしません。
これは当然といえば当然ですが、やはり受験組からしたら鬱陶しいものでしょう。
ちなみに運動会の組み体操が危険だ、という声が多くありますが、これは受験するしないにかぎらず危ないものだと思っているので、廃止した方が良いと個人的に思います。

そして何より、一生に一度だけ、という他の受験ではありえない事情があります。
高校を浪人することはほぼ無くなりましたが、できないことはありません(もっとも、年齢規程を設けている学校が多いですが)。
しかし、義務教育である中学は違います。
合格だろうが不合格だろうが、どこかの中学校に入らなくてはなりません。
麻布のような高校募集をしていない完全中高一貫校は、入れるチャンスは一生に一回切りなのです。
なので、そういった学校に入学するのを強く志願している受験生一家にとって、プレッシャーは並大抵のものではないと思います。
そして親はそんな精神面がまだ安定していない子供を見守る必要があります。

高校へは97%以上が進学する


現在の日本において、ほぼ全ての中学生は高校に進学し、その割合は97%を超えるとされます。
中学3年生になると、学校全体が受験ムード1色になりますよね。
これが、小学校の中学受験との大きな違いでしょうか。
つまり、学校が率先して受験バックアップしているわけです。
推薦入学もあるので、日頃の成績や行いが良ければ、入試なしで合格することもできます。

負担といえば、高校募集もしている難関校のレベルがさらに上がってしまうこと、でしょうか。
たとえば開成は中学では400人近く取りますが、高校では100人ほどしか取りません。
筑波大学附属駒場にいたっては高校募集はたった40人です。
上記2校のような学校は、中学受験で失敗したいわゆるリベンジ組が受けることが多いようで、滑り止めで入った中学入学と同時に、高校受験への準備を始めるそうです。

他にも、中学より偏差値が上がり難関校化する私立中高一貫校は多くあります。
中学では偏差値50台だったのが、高校では70となっていることも。

もっとも中学3年となると、多感な時期とはいえ、小6の頃よりは落ち着いてくるので、親の負担も少しは減るのではないでしょうか。

一番負担が少ない大学受験だが…


大学全入時代といわれる今日。
その進学率は50%で、専門学校を含めると70%を越えます。
推薦やAO入試といったものも増え、高校以上に入試を受けずに合格できることが多くなってきました。
18歳人口よりも大学の定員数の方が多い、という2018年問題が迫っています。

子供の負担面でいえば、中学受験とは比べ物にならないほど激減するといえます。
基本的に学校や予備校等で勉強するし、模試や本番で送り迎えする必要もありません(なかにはする人もいますが)。

また多くの大学では、高校の範囲を超えない良心的な問題作成をすると公言しています。
東京大学がまさしくそうで、良問が多い、とされるのはこれ故です。

ですが、金銭面では、中高とは違ったお金がかかってきます。

国立大に行ったとしても300万以上、私立大ならば500万は見ておく必要があります。
親元暮らしだったらまだしも、寮や一人暮らしなどになるとさらにかかります。
また文系や理系と専攻によっても異なります。
さらに私立美大なら700万私立医大なら2000万と桁が違ってもきますね。

また、昔よりは減ったと思いますが、難関大学へ固執する受験生もなかにはいます。
たとえば「東大文科一類に入らないとダメだ」といった強迫観念に近いものに縛られて、何浪もしてしまったり。
中学受験で超難関校に入りそのままエリートコースを進まなくてはならない、という思い込みで、そんなこじらせ方をしてしまうとかなり辛いでしょう。

大学に関しては色々ありますが、この5年先で激変することが決定済みです。
ちょうど、今の12歳あたりからその変化を目撃する世代になります。
そのあたりについての記事はこちらの記事を↓
大学入試改革と受験産業界の変化とは?

受験のプロセスを楽しめるか


受験は辛いもの、というのが一般的です。
が、それは目的(=合格)だけをあまりに絞りすぎて視野狭窄におちいっていると思います。
もっと、受験勉強自体の過程つまりプロセスを楽しむ風潮があっても良いのではないでしょうか。

合不合どちらに転んでも、プロセスが楽しめれば「受験をした」という経験は、あとあと絶対生きてきます。
それをバックアップするのは私たち親の役目で、そういった意味でも日々勉強しないといけないなと思います。
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tag : 中学受験 高校受験 大学受験

2015-11-09 18:24 : 中学受験の疑問 : コメント : 0 :
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