難関校合格者は意外とゲームをやっている?

昔と比べて、現代の子供たちは様々な娯楽にかこまれています。
マンガ、アニメ、テレビ、そしてゲームにスマホ。

ゲームは30年ほど前に普及して以来、「勉強の妨げになる」と声高に叩かれてきました。
ゲームはおろかテレビまで制限している家庭も、未だ少なくないようです。
なので、ゲーム=娯楽は勉強に差し支える、というイメージは根強いです。

が、本当にそうなのでしょうか?
難関中学校に合格した家庭のインタビューなどを読んでみると、意外なことが分かりました。

スポンサードリンク

            

難関中学合格者ほど、勉強の息抜きとしてゲームで遊んでいる


『President Family』など受験教育誌には、筑駒や御三家中学校といった超難関校に合格した家庭のアンケートが載っていたりします。
どこもお堅い所ばかりなんだろうなと思って眺めてみると、意外にもありふれた雰囲気のご家庭ばかりです。

さらに驚くのは「勉強意外で夢中になったのは何か?」という問いに、「ゲーム」と答えている合格者が多いことです。
ということは、ゲームをすることを禁止している家庭は少ないと推測できます。
もっとも「時間制限を決めたうえで」なのでしょうが。

受験だからといって、ゲームは禁止しない方が良い


私も息子に、ニンテンドーDSやPSPなどの携帯ゲーム機を与えています。
やはり友達と遊べるツールとして、ゲーム機は非常に重要です。
たとえれば、大人がお酒を通して付き合うようなもの。

現在受験生をお持ちの親御さんの中にも、子供の頃ゲームを通して遊んだ思い出があるでしょう。
これは現代の子供たちでも変わらないことです。
それを「勉強に支障をきたすから」といって奪ってしまうのは可哀想なことで、親のエゴとさえ言っても良いです。

なので、受験中でもゲームを禁止するのは避けた方が良いと思います。
フラストレーションが極度に溜まってしまいます。
その結果、勉強から遠ざかり、「受験なんてもうどうでもいいや」となってしまうかもしれません。

ただし、時間制限は厳しくした方が良いでしょう。
PSPは時間制限機能があるので、私は1日1時間半に設定しています。
これはネットやテレビなども同じですね。

ゲーム好きの養老孟司を紹介してみる


大のゲーム好きな知識人として有名なのは養老孟司氏でしょう。
氏は「気分を変える時にゲームをする」といいます。
つまり、リフレッシュするためにゲームをしているわけです。
また曰く「1つのことをずっとやっていると、バランスが崩れて上手くいかなくなる。それをゲームによって脳の違う部分を使うことによって、バランスを取り戻している」のだそうです。

養老氏の意見は含蓄深いです。
これは「勉強のやりすぎは、バランスを崩す」でもあり「ゲームのやりすぎも、バランスを崩す」とも言えます。
つまり、1つのものに集中しすぎるのは良くないのです。
養老氏はゲームの他に昆虫採集やマンガ好きでもあり、興味を分別しその日その時のバランスを上手くとっているわけです。

なのでゲーム好きの子供には、養老孟司氏について教えてあげて、一緒に著書を読んで意見交換したりするのが良いと思います。
また、養老氏の文章は中学受験の国語出題文に多く取り上げられています。
今年2015年の都内公立中高一貫校では小石川・武蔵・大泉・富士の共通作成問題で出題されました。
参考記事→公立中高一貫校国語文章問題の出典と傾向─2015年度版


○○脳といった有害論を鵜呑みにしない


10年ほど前「ゲーム脳」という言葉が流行り、世の教育ママたちの賛同を得ました。
おりしも、中学受験ブームが到来した時期です。

が、そんな「ゲーム脳」とは、医学・脳科学的根拠や因果関係の実証もない仮説に過ぎず、今やエセ科学の代表となっています。

もっとも、子供が夢中になるものに対する有害論は昔からあります。
かつてはマンガやアニメだったり、そのさらに昔の明治大正時代には小説や野球だったりと。
現在では、スマホとネットがそれにあたるでしょう。
スマホについては以前、こちらの記事でも書いたのでお読み頂ければと思います→スマホと中学受験

結局は、子供に自主性と自律性があるかどうか


身も蓋もないことを言ってしまいますが、ゲームをしようがしまいが、超難関校に受かる子は受かると思います。
というのも、そのような子は頭の良し悪し以前に、自主性と自律性を強く持っている傾向が高いからです。

筑駒や麻布に代表されるように、大体の進学校は校則が無いに等しく、極めて自由な校風です。
それはつまり、卒業した生徒もこれから入る生徒も、自主性と自律性を備え持っていることを意味します。

ゲームもマンガも制限されて厳格な親や周りに言われるがまま勉強し合格しても、入学後自由すぎる環境で適応するのはとても難しいのではないか、と思ったりします。
さすがに最近は、そんなステレオタイプな家庭は減った感じはしますが。

関連記事
受験生なのにゲーム…? マインクラフト&推理ゲームのススメ
関連記事

スポンサードリンク


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村
            

tag : 中学受験 ゲーム

2015-07-09 18:26 : 中学受験の疑問 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

ブログ村

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ

にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ

プロフィール

masa

Author:masa
息子と共に私自身も勉強して行きます!

Subscribe with Live Dwango Reader

検索フォーム

カウンター