小石川中等教育学校について

2週間ほど前、文京区にある東京都都立小石川中等教育学校の授業公開がありました。
息子とともに見学しにいきましたよ。

学校情報と授業公開の感想を2つに分けて書きます。

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小石川中等教育学校とは?


小石川中等教育学校とは府立第五中を前身とし、小石川高校を母体として2006年に開校された同一型中高一貫校共学校です。
府立第五中といえば1918年に創立されているので、100年近い伝統を持つ学校となりますね。
1960年代までは日比谷、西、戸山、新宿などの都立高校と並んで東大合格者数のトップ層にいました。
現在でも難関大学に数多く進学させている実績があります。

著名な出身者が多く、各界で活躍されてる人ばかりです。
鳩山由紀夫元総理や小沢一郎氏あたりが最も有名でしょうか。
文化人では作家の故澁澤龍彦氏や作曲家のいずみたく氏などが居ます。

校風


府立五中以来からの伝統を受け継ぎ、理数系に力を入れていることが有名です。
文部科学省によるスーパーサイエンスハイスクールの指定校でもあります。

パンフレットを読みますと教育方針に「小石川教養主義」「数理教育」「国際理解教育」を三本柱に据えているそうです。その核には開校以来の校是「立志・開拓・創作」があります。

これを反映してか6年間のカリキュラムには
1,2年を「立志期
3,4年を「開拓期
5,6年を「創作期
と定義されています。

部活動も充実しており、中でも野球部やサッカー部は大会で優勝したりと、文武両道な面が垣間見れ好感を抱きました。

偏差値


そんな小石川中等教育学校の偏差値ですが、65〜70前後はあります。
したがって東京都の公立中高一貫校では最難関となります。
定員は160人ですが、男女均等にするため、実質80人です。

2015年度の倍率は5.19倍。
年々公立校の倍率は落ち着いているとはいえ、まだまだ高いというのは言うまでもありません。

募集要項


公立中高一貫校の場合、私立とは違い受ではなく受となります。
したがって選抜試験ではなく、適正検査という扱いをとります。
といっても名目上のそれに過ぎず、事実上の学力試験と変わりありません。

入学者決定には、報告書+適正検査「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」と各200点割り当てられ、合計800点満点です。

そもそも、適性検査とは何なのか?
公式アナウンスによると以下のようになります。

適性検査では知識量や技能の優劣を見ることではなく、
「読解力」「問題意識をもって考える力」「表現する力」を見ることを目的とする。

3つの検査内容は
適性検査Ⅰ: 文章を熟読し、自分の経験などに照らし合わせ、深く考え、表現する力を問う=国語系
適性検査Ⅱ: 資料を分析し、日本や世界について考察し表現する力を問う=社会系
適性検査Ⅲ: 事象を通して、分析力や思考力、判断力を活かし課題を総合的に解決できる力を問う=理数系


以上のように、一筋縄とはいきません。

また過去問を解いてみれば分かりますが、極めて理数系重視な問題で占められているのが特徴。
国語文章問題ですら、湯川秀樹や養老孟司といった理系学者が書いたものを出題するほどです。

来年度の検査日は2月3日で、発表は2月9日。
出願は1月20日および21日で配達日指定郵便により受付けます。
入学考査料(出願料)は2,200円です。


小石川への対策


私立校とは一線を画した装いをしているとはいえ、問題からしても私立上位校と近いものがあります。
実際、私立校との併願受験をするのがほとんどです。

また小石川に限らず公立中高一貫校は今後、理数重視な出題が増える見解もあります。
というのも、理数系の問題の方が答えが普遍なので公正な試験になるから。
(一方で学校側の労力削減目的もあるでしょうが)
そうなった場合、どうしてもテクニック面が強い方が有利となるわけです。
なので結局は、私立校のそれと限りなく近くなって来ます。

したがって、公立一本の場合でも私立校対策もした方が得策と言えるでしょう。
実際、我が家もその方針で勉強を進めています。

また配点比率が学校によって違います。
小石川中等教育学校も例外ではありません。

詳しくは以下のの記事を参照下さい。
こんなに違う!都内公立中高一貫校の選抜配点比較

授業公開の感想は こちらの記事を
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tag : 中学受験 小石川中等教育学校 公立中高一貫校 学校情報 入試情報

2015-05-21 21:58 : 東京都の公立中高一貫校 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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