麻布中学・高校文化祭2016に行ってきました

ゴールデンウィークはどう過ごされたでしょうか?

わたし達は、麻布中学・高校の文化祭へ遊びに行ってきました。
息子の友達が麻布に進学したのでその子に呼ばれていたのもありますが、前々から行ってみたい学校のひとつでもありました。

以下、その感想と麻布という学校について記しておきます。

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恵まれた環境に位置した学校


麻布といえば、その名の通り、東京山の手のド真ん中にあります。

周囲は多くの大使館やインターナショナル・スクールなどがあり国際色豊かで、都内屈指の高級住宅街が広がっています。
一方で有栖川宮記念公園があるなど緑が身近にあったりと、色んな意味で恵まれた環境にあります。

広尾駅から坂道を登って10分ほどで、麻布学園に到着します。
学校門は道路沿いにあって、意外とこじんまりとしたものでした。

中庭に入ると、ステージではライブが行われており、すでに大盛り上がり。
麻布の文化祭といえば、髪の毛をカラフルに染めるのが有名ですね。
その頭でヘッドバンキングしている光景が面白かったです。
髪型に規程がない麻布なので、普段から茶髪でもなんでもオーケーなんでしょうが、この日はやはり祭りなので気合いが入っています。

見た感じ、まだ入りたての中1や中2ぐらいの生徒は黒髪で、高校生らしき生徒の大半は髪を染めていた印象があります。
いずれにせよ、大いに楽しんでいるように見えました。

意外にも古びた校舎


校舎は麻布という地にしては、広い印象でした。

有名な六つ星の校章が掲げられた棟が、各教練と四角形に繋がっています。
一部をのぞき3階建てで、この中に40ほどの教室があるわけです。

そのため、教室が連なる各廊下が非常に長く感じられました(混雑していたというのもありますが)。
窓からは六本木ヒルズや東京タワーなどが間近に眺められました。

教室内は他の学校と基本的には変わらない印象を受けました。
むしろ、私立校にしてはやや古びているのではないか、と思ったほどです。
その地位とOB等の力から建て替えは容易いものだと思いますが、仮校舎を抑えるのが大変なのでしょうか。

1日では回りきれない展示


わたしたちは最終日の午後に行きました。

ですので、全部の展示を回り切るのは不可能で、数えるほどしか見られませんでした。
その中でも、生物部名曲喫茶の2つは特に印象的でした。

生物部は部員自らが採取したというさまざまな小生物(カエルやトカゲや蝶など)を展示しており、説明も自発的にしてくれたのが良かったです。
名曲喫茶は音楽系の部活がやっているらしく、150円のドリンクを飲みながら生演奏を聞く、という本格的なものでした。
ヴァイオリンやピアノ演奏はかなりの腕で、すっかり感心してしまいました。

他にも、ロボットやゲームプログラミング、脱出ゲーム、鉄道などなど、ほぼ全てのジャンルが展示されていました。

「自由には責任を伴う」自治を問う麻布高3教室


展示とはちょっと違うかもしれませんが、最も興味深かったものに、「高3教室」というのがありました。

時間帯によって議題が違ったようですが、主に「麻布という学風を問う」ことをテーマにしていました。
学校説明会のように良い所だけを語る表面的なそれではなく、改善点疑問点を自治会の生徒自らが話す、といった感じです。
いち教室で行われていましたが、観覧者には元校長はじめOBや保護者、わたし達のような部外者、そして来年麻布を受けるであろう受験生親子の姿がありました。

この日話されていたことで印象的だったのは、「数年前に起きた不祥事」です。
その結果、その年の運動会が中止となってしまいました。
この不祥事、当時大きく報道されたのでご存知の方も多いでしょう。
自治会の生徒は当時中学生だったそうで、このことがかなりのトラウマというか「麻布の自治・学風を問う」キッカケになったといいます。

これを聞いて、わたしは「自由というのは責任を伴うものなのだ」ということを痛感しました。

麻布に限らず、高い偏差値をもつ進学校の多くは自由な学風で知られています。
その中でも麻布はトップに位置するでしょう。
今回の文化祭でも、運営のほぼ全てが生徒に託されているらしく、教員らしき人の姿はほとんど見られませんでした。

そのため、生徒一人ひとりに判断を委ねられています。
自由というと聞こえが良いですが、言い換えると自分で考えるという「自律・独立精神」と「自己責任」的な面が入学当初から要求されるわけです。
なので、この「高3教室」でも話されていたよう、「東大へ何十人も合格させている学校」やら「偏差値が高い名門校」といった表面的な部分だけ見て志望校を決めるのは、軽率だと言えます。

ちなみに、この「高3教室」では冊子が販売されており、わたし達も購入しました。

IMG_8716.jpg

700円と、市販の雑誌並の価格なのですが、それに見合った製本と内容です。
麻布を受験しようと検討されているご家庭はマストですし、教育・学校について考えている人にも一読の価値があります。
まだ販売しているのか分かりませんが、結構刷られていたようなので、欲しい方は問い合わせてみたらいかがでしょう。

それでも魅力的な麻布


終盤、キャンプファイヤーのないフォーク・ダンスがあったのですが、生徒みんな、いきいきと参加していました。
入りたての中1の生徒達はまだおぼつかない感じでしたが、進級するにつれこのノリに入っていくのだな、と思うと微笑ましかったです。

この時の中庭には人が集まっていました。
ちなみに今年の総来客数は2万4千人もいたそうです。

帰り際、わたしの息子は「小4に戻って麻布に入りたい!」なんて言っており、やはり子供にとっても魅力的なんだなと思いました。

今回の文化祭とくに「高3教室」を見て思ったのは、仮に麻布が東大合格者数を激減させたとしても、この学風が残る限り魅力的な学校であることは変わりないだろう、ということです。
実際、私立武蔵は東大合格者数を激減させましたが、独自の校風と立地環境を受け継ぎ、変わらず高い人気と評価を得ています。

いずれにせよ、表面でなく中身をしっかり見極める、というのは学校選びで非常に重要であることを再認識した1日でした。
(もちろん文化祭そのものも楽しめましたが)

秋になると、文化祭シーズン到来なので、訪問次第記事にしたいと思います。

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tag : 中学受験 麻布

2016-05-10 19:49 : 私立校 : コメント : 0 :
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